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―空間が求める形―


わずか13㎡の中で、ダイニング・キッチン・浴室・脱衣室を必要とする改修のプロジェクトです。
空間に濃淡をつけることで、物理的な狭さを、心理的に克服しようという提案です。
柱型をかわしてグリッドから壁が9°傾き身をよじるようにして空間が生まれました。

9°振れたダブルグリッドを設けることで、諸機能を満足させるだけでなく、幅の広がりや狭まりが空間に奥行きや複数の方向性を加え、心理的な広さを感じさせます。